2026年6月9日に、ジャパンサステナブルファッションアライアンスの会員向け勉強会が行われました。本勉強会では三起商行株式会社様より、環境省事業「令和7年度 バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」における、染色工場3社と連携した脱炭素に向けた取り組みについてご講演いただきました。
また、本取り組みの前提となるCSR調達の考え方や、サプライヤーとのエンゲージメント向上に向けたこれまでの取り組みについてもご紹介いただきました。
【講師】
三起商行株式会社 経営企画本部 ESG推進部 平野芳紀様 様
【勉強会概要】
勉強会では講師より以下の項目についてお話しいただきました。
① ミキハウスのモノづくりとCSR調達について
②GHG排出量算定の取り組み
③サプライヤーと連携した脱炭素の取り組み(環境省モデル事業への参加)
④今後の取り組みについて
前半はミキハウスのモノづくりを支えるCSR調達について、取り組みをスタートした経緯や、労働環境監査や苦情処理メカニズムの導入といった具体的な施策の推進についてお話しいただきました。
後半は、昨年度環境省モデル事業における取り組みについて、工場毎や染色工程の細かな作業工程毎のホットスポット分析や、解決にむけて工場と連携して行った具体的な施策についてご紹介いただきました。また、施策を進める上でサプライヤーの理解や協力を得るために必要な観点についてもお話しいただきました。
染色工程は繊維製品のものづくりにおけるGHG排出のホットスポットといわれており、業界全体の脱炭素化を推進する上でも、本工程での脱炭素化を推進することが重要です。
繊維製品の脱炭素化を達成するためには、ブランドとサプライヤーが一体となったエンゲージメントの構築が不可欠であることを改めて学ぶことのできた貴重な機会となりました。
ジャパンサステナブルファッションアライアンスでは、このような会員向け勉強会を定期的に開催し、会員企業が繊維・ファッション産業のサステナビリティに関する国内外情勢の把握や情報収集に役立つ機会を提供しております。
