2025年9月9日に、ジャパンサステナブルファッションアライアンスの会員向け勉強会が行われました。本勉強会ではエストニアの企業「Reverse Resources社」より、プレコンシューマーウェイストのリサイクル推進に向けた取り組みについてご講演いただきました。 【講師】共同創設者&CPO最高製品責任者 Nin Castle(キャッスル・ニン)様営業・販売促進統括マネージャー Jordi Via Gavira(ビア・ガビラ・ジョルディ)様 【講師プロフィール】Nin Castle(キャッスル・ニン)様世界中の繊維to繊維リサイクルをデジタル化し、つなぎ、規模を拡大するSaaSプラットフォーム「Reverse Resources」の共同創設者であり、CPO最高製品責任者。2006年からプレコンシューマーおよびポストインダストリアルにおける繊維廃棄物のソリューション設計に豊富な経験を持つ。現在、彼女はヨーロッパ・アジア・アメリカ・北アフリカ全域で、NGO・開発組織・ブランド・メーカー・廃棄物処理業者・リサイクラーと提携し、国際的なマルチステークホルダープログラムを担当している。リバースサプライチェーンの広範なステークホルダーネットワークと協働することで、彼女は廃棄物管理とリサイクルにおける世界的な課題、そしていかにデジタルソリューションが繊維to繊維リサイクルの規模拡大を推進しうるかについて、独自の知見を得ている。 Jordi Via Gavira(ビア・ガビラ・ジョルディ)様バルセロナ大学で経済学の学位を取得。営業・事業開発・戦略的マネジメントにおいて10年以上の経験を持ち、スポーツ用品・ファッション・製造業の主要な国際企業と協働してきた。現在彼は、繊維産業において直線型から循環型経済への移行を推進するグローバルクリーンテックのスタートアップReverse Resources社のセールスを先導している。サステナビリティと革新に情熱を持ち、産業習慣を再定義することに注力してきた。余暇には、パデル・フィットネス・料理を楽しみ、ビジネスやサステナビリティ・自己啓発・社会科学に関する文献を読むことも好む。 【勉強会概要】世界中の繊維to繊維リサイクルをデジタル化し、つなぎ、規模を拡大するためのSaaSプラットフォームを運営するReverse Resources社より、プレコンシューマーウェイストのリサイクル推進に向けた取り組みについてお話を伺いました。端材の発生施設とリサイクル工場をマッチングするための情報管理・活用に焦点を当て、以下の内容についてご講演いただきました。 1. 繊維廃棄物リサイクルを取り巻く現状と課題2. Reverse Resourcesの取り組み内容3. 企業による取り組み事例共有4. 他団体とのパートナーシップ構築や連携 ジャパンサステナブルファッションアライアンスでは、このような会員向け勉強会を定期的に開催し、会員企業が繊維・ファッション産業のサステナビリティに関する国内外情勢の把握や情報収集に役立つ機会を提供しております。