報道関係者各位ジャパンサステナブルファッションアライアンス「ファッション産業におけるサステナビリティ推進に向けた政策提言書」提出のお知らせジャパンサステナブルファッションアライアンスは「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロス・ゼロ」と「2050 年カーボンニュートラル」を目標に、サステナブルなファッション産業への移行を推進しています。その一環として「ファッション産業におけるサステナビリティ推進に向けた政策提言書」をまとめ、2023 年3 月17 日、同アライアンスのパブリックパートナーである環境省、経済産業省、消費者庁に同政策提言書を提出し、受理されました。提出先、提言内容サマリーは下記の通りですす。 ●提出先環境省 環境省環境再生・資源循環局 局⻑ 土居 健太郎 殿経済産業省 経済産業省製造産業局局⻑ 山下 隆一 殿消費者庁 消費者庁政策立案総括審議官 片岡 進 殿 ●提言内容サマリー「衣類回収のシステムづくりと繊維リサイクル技術の高度化」および「ファッション産業のためのCO₂排出量算定ガイドラインの策定」・衣類回収のシステムづくりと繊維リサイクル技術の高度化ファッションロス・ゼロの実現に向け、社会全体での衣類の循環利用、資源回収の仕組みづくりが必要。国や自治体との定期的な議論の場の設置、議論に必要な情報収集を提言。多種多様な素材で構成される衣類の資源循環促進には、国内における繊維リサイクル技術の開発促進と高度化が必要不可欠。開発能⼒がある⼤学や研究機関・⺠間事業者等に対する動機付けとして、リサイクル技術の開発や実証・設備投資への助成補助を提言。・ファッション産業のためのCO₂排出量算定ガイドラインの策定現状のガイドラインには事業特性が反映されておらず、実態の伴わない算定結果となり削減に向けた戦略策定が困難。実態に伴った正しい CO₂排出量の算定は、グローバルな潮流や消費者保護の観点からも必要。環境配慮型素材といった素材特性を正しく反映できる原単位の調査や、繊維およびファッション産業のためのガイドライン策定に向け、関係省庁との議論の場の設置を提言。●ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)について「適量生産・適量購入・循環利用によるファッションロス・ゼロ」と「2050 年カーボンニュートラル」をビジョンに掲げ、サステナブルなファッション産業への移行を推進することを目的として2021 年8 月に設立した企業連携プラットフォーム。会員企業は、ファッション産業が自然環境および社会に与える影響を把握し、共通課題について共同で解決策を導き出します。そして解決にあたり必要な政策提言を実行するほか、生活者と双方向のコミュニケーションを図りながら、サステナブルなファッション産業の実現に向けて協働します。正会員23 社、賛助会員34 社が加盟(2023 年 3 月現在)。 <お問い合わせ先>ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA) 事務局メールアドレス:mail@jsfa.info電話番号:080-9697-6418(伊藤忠ファッションシステム株式会社内JSFA 事務局/坂田)